小説を投稿サイトに自分で転載したら、自分のサイトがコピーコンテンツ扱いされた件

小説投稿サイトといえば、小説家になろうを筆頭にカクヨムやアルファポリス、ツギクルなどがあります。

基本的にどのサイトも重複投稿OKにしてはいるんですが、個人の小説ブログを持っている身としては困ることがあります。

自らの手で投稿サイトにアップしたのに、自分のサイトのオリジナルがGoogleにコピーコンテンツとみなされることです。
実際ありました。

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オリジナルの指標

Googleが「どれをオリジナルとみなすか」の指標に、公開日とドメインパワーがあります。

公開日は言うまでもなく、どちらが先に公開されているかでオリジナルかどうかを見極めようと試みるわけですね。
ドメインパワーは、同じドメインでずっと良質なコンテンツを提供し続けていると勝手に伸びていくものです。いわばそのサイトの信用性になります。

小説家になろうに二重投稿してみたところ

それはもう、当然公開日が先なら自分のサイトがコピーコンテンツ扱いされることはないと僕は思っていたわけですので、つい先日、一度も自分のサイト外で公開したことがない短編小説を小説家になろうに上げました。

関連小説
短編 力持ちの河童の子

するとなんということでしょう。

Googleの検索結果から「短編 力持ちの河童の子 – りまねの縦書き小説」が消失し、「力持ちの河童の子 – 小説家になろう」が出現しているではありませんか。

小説タイトルのみでの検索ではもちろん、

サイトタイトルを含めても出ない。

完全にコピーコンテンツ扱いされてますね。
なろうに上げたのが8月6日であるのに対して、オリジナルの公開日は6月30日なんですけど、小説家になろうのドメインの信用性が優先されたようです。

コピーコンテンツにペナルティはない

実を言えばコピーコンテンツ自体にペナルティはありません。
これはGoogleの社員の方がはっきりと発言していることです。

ウェブ上のコンテンツを見ると、25~30%くらいは重複コンテンツだと認識しておくことが重要だ。Linuxのmanコマンドについてのページなど、そういうのすべてだ。

つまり、重複コンテンツというのは確実に存在するものなんだ。ブログ記事の一部を引用してそのブログへリンクを張ることとかも当てはまる。

したがって重複コンテンツが起こるとどんな時でもスパムになるというのは事実じゃない。もし重複コンテンツがすべてスパムだと決めつけてしまったら、検索品質を上げるというよりも損なってしまう結果になってしまうだろう。

実際には次のようになる。
Googleは重複コンテンツを探す。重複コンテンツを見つけると、それら全部をまとめて1つであるかのように処理しようとすることが頻繁にある。
実質的に同一の2つのページを我々が検索結果に返したと想定してほしい。どうすると思う? 「同じ2つのページを見せるよりも、どちらか1つを見せるようにてもう片方を締め出そう。」と大抵の場合は我々は考えるんだ。

完全な検索結果を見たければ、検索結果ページの下まで行ってフィルタを変更すれば1つ残らずページを見ることができる。

だけど、ほとんどの場合には、重複コンテンツが本当にスパムとして扱われることはない。適切にまとめる必要があり正しく順位づけする必要があるものとして扱われているに過ぎない。

しかし重複コンテンツは確かに起こるものだ。

ただしそうは言っても、重複コンテンツしかなかったり、乱用・悪用したり騙したりするようなやり方で重複コンテンツを作っているのであれば、スパムとして対策する権利を僕たちは持っている。

でも最後のほうに僕は危機感を覚えてしまいます。

僕のサイトは9割が小説本文を占めているので、これらをすべて投稿サイトに重複掲載していくと、やがてこのサイトはコピーコンテンツが9割を占めるサイトになってしまいます。

引用文が示すような「重複コンテンツしかないサイト」になってしまう危険性があるので、サイトごとスパムとして排除されてしまうのではないかと僕は危惧しています。

小説ブログに検索流入はほとんど望めない

そもそもなぜ、投稿サイトにも重複掲載しようと考えたのかというと、小説でブログ読者を増やすことはそう簡単にできるものではないからです。

僕のこのサイトの検索クエリを見てみると、「小説」という単語より、「医者 恋愛」「一生恋愛できない男」などのよくわからない単語からの流入がわりと多く、ほとんどの場合その流入は直帰につながっています。
これは小説本文の中に、そのような単語がふくまれているためです。

しかし、検索ユーザの多くは、その単語に関連する情報を探し求めてやってきます。
そのユーザからしてみれば、小説なんて長ったらしいものはおおよそ検索キーワードにした単語に関する情報を得るには向かないものです。

それに検索ユーザは、ネットで小説を読みたければ真っ先に投稿サイト関連を探し求めるでしょう。

なろう運営に問い合わせてみた

自分の小説を自分のサイトで掲載し、それを読んでもらうのなら、投稿サイトにも重複掲載し、そこから誘導するのが一番手っ取り早い手段です。
一般的な検索ユーザと違い、最初からネットで読める小説を探している読者にリンクを踏んでもらえる可能性があるので、リピーター、つまり固定読者になってくれる可能性が高まります。

しかし、コピーコンテンツ扱いされては元も子もない。
では、投稿サイト側でnoindex,followやcanonicalの設定ができるようにしてもらえたらどうだろうか。

noindexとは、Google検索などにかからないようにする設定、canonicalとは、「○○というURLがオリジナルのURLですよー」と検索エンジンに伝えるための設定です。

そこで僕は、小説家になろう運営にお問い合わせしてみました。

たぶんメールの内容は転載禁止だと思うので、ざっくりおおまかな内容を書きます。

Q.canonicalを小説に設定できるようにしてはいただけないでしょうか。
A.ご意見ありがとうございます。今後も小説家になろうをよろしくお願いします。

なるほどなるほど(諦め)。
canonicalの設定はちょっと難しいし、一歩引いてnoindexならどうだろう。

Q.noindex,followを小説に設定できるようにしてはいただけないでしょうか。
A.ご意見ありがとうございます。今後も小説家になろうをよろしくお願いします。

ここで引くのはどうも納得できなかったので、厚かましいと思いつつもちょっと食い下がってみます。

Q.今後、noindex,followを小説に設定できるように対応していただけるのでしょうか。また、noindex,followにつきまして、小説家になろう様の見解を示していただけたら幸いです。
A.個別の技術処理の見解や開発予定は、運営側内部情報として取り扱っているものとなります。その為、恐れながら明確な回答を致しかねる次第です。

無事玉砕されました。

まとめ

結論:諦める

ということで、サイトそのものがコピーコンテンツの塊と判断されるのが嫌なら、重複投稿した小説にはオリジナルのほうにnoindex,followを自らつけるしかないかもしれません。
あるいは最初から重複投稿なんてしないことです。

小説に限らず、本当に面白いコンテンツには勝手に読者が集まり、アクセスが伸びるもの。
noindexだのなんだの、小難しいSEO対策で頭を悩ませる時間があったら小説を書く時間に当てたほうがいいってことです。

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